本日の朝礼

18

2025.11

Google AI Overviewsの影響でオーガニッククリック率が61%減少―AI Overviewsの表示傾向とSEO対策の今

はじめに

今日の朝礼では、Google AI Overview(AIO)がもたらすクリック率の変化や、ページエクスペリエンスがSEOに与える影響について議論しました。AI Overviewが登場して久しい気がしますが、検索結果からのクリック行動が大きく変化しており、ますますAIO/LLMO/AEO対策が必要だなと感じます。今回は、最新のデータをもとに、AIOの表示傾向と今後のコンテンツ戦略について考察します。

AI Overviewの影響でオーガニッククリック率が61%減少

出典元:https://devo.jp/seolaboratory/103589/

Google AI Overviewsの影響でオーガニッククリック率が61%減少したことが明らかになったようです。さらに、有料クリック率も68%減少しており、検索結果からのトラフィック獲得が大幅に困難になっています。

僕自身、AI Overviewsを使う機会も多くなりましたし、この変化は「もう戻れない流れ」であり、今後さらに加速していくと思います。調べ物程度ならわざわざサイト訪問しないかな。。

AI Overviewsの表示傾向―「リサーチ目的」で機能

AI Overviewsは、すべての検索クエリで表示されるわけではありません。前述した通り、AI Overviewsは主に「リサーチ目的」のクエリで機能しており、「◯◯とは」などの調べ物系キーワードでよく表示されます。一方、購入などに近いクエリでは表示が控えめになる傾向があります。

興味深いのは、AI Overviewsの表示率が2025年9月にピークを迎えた後、10月には9%まで減少したという点です。Googleは一時的にAI Overviewsの表示を抑えましたが、食品やテレビなど「リサーチ色が強い」キーワードでは表示を維持しているようです。

また、私の環境ではAI Overviewsが表示されないのですが、同じキーワードで検索しても、あるスタッフの環境ではAI Overviewが表示されるという、これまであまり見たことがない挙動が報告されています。Googleがテストを繰り返しながら、表示ロジックを調整している可能性がありますね。

繁忙期に向けた11月のマーケティング施策

クライアント様の繁忙期に向け、11月に良質なコンテンツを作成することの重要性を話しました。bonのクライアントも3月の繁忙期に向けて準備を進めており、アクセス獲得のための施策を展開しています。特にAEO関連の施策が成果を出しているため、11月に施策を打つのは良いタイミングだったなと思っています。

AI Overviewsの表示がリサーチ系クエリに集中している現状を踏まえると、ユーザーが情報収集を行う段階で自社コンテンツが参照されるよう、今から準備することが重要です。繁忙期直前ではなく、数ヶ月前からコンテンツを整備することで、検索エンジンやAIエンジンからの評価を高め、ターゲット層への認知度向上につなげることができます。

ページエクスペリエンスの重要性

引用元:https://devo.jp/seolaboratory/103592/

朝礼では、ページエクスペリエンスに関するSEOアンケート(164名)の結果も共有されました。主なポイントは以下の通りです。

  • 主要コンテンツ表示までの許容時間は1〜3秒が多数を占める

  • クリックやフォーム入力などの反応速度も重要視される

  • HTTPS化されていないサイトを避ける人が約半数

特にHTTPS化については、現在ではほとんどのサイトが対応していますが、未対応のサイトは大きな機会損失を被っている可能性があります。

表示速度については、bonが使用しているStudioの動作が最近遅いという話にもなりました。一覧表示に1〜2秒かかるなど、体感として遅延を感じる場面が増えています。JavaScriptの影響が指摘されており、スタジオ側のアップデートによる改善が待たれる状況です。

残念ながらこのAEO laboも現状は以下の通りです。

  • モバイル:パフォーマンス50

  • デスクトップ:44

あまり複雑なカスタマイズを行っていない状況でこの数値は課題だという意見が出ました。来年1月末に表示速度の大幅改善機能がリリースされるとStudioが告知しているので、こちらも実験してみたいと考えております。

記事を書いた人

小川 力也

プロデューサー

Webデザイナーから業界に入り、現在はWebプロデューサーとしてクライアント様の事業成長をデジタルでご支援。
打ち合わせやヒアリングの際に、お客さまの悩み事を聞くとどうしても感情移入してしまい、長引きがち。
企業のブランディング、サイト解析、コンテンツ作成が得意領域。

自社の売上や利益を目的としたマネーゲームではなく、
「ビジネス=人に役立つこと」と言える世の中にしたい。

趣味はキックボクシング(する方)、バスケ(見る方)、音楽。

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