本日の朝礼
はじめに
こんにちは、株式会社bonです。 毎日11時の朝礼で行っている「ナレッジ共有」。今日のテーマは、これからのWebマーケティングを考える上で、非常に興味深い話でした。
皆さんは、「LLM Perception Drift(LLMの認識ドリフト)」という言葉を聞いたことはありますか?
海外のSEOメディア「Search Engine Land」などで取り上げられている概念なのですが、どうやら2026年頃には、この指標が非常に重要になってくると言われているそうです。 今日の朝礼では、この新しい概念と、私たちがこれから向き合うべき「AI時代のブランド戦略」について議論しました。
「LLM Perception Drift(認識ドリフト)」って何?
聞き慣れない言葉ですが、簡単に言うと「AIの中で、ブランドのイメージが勝手にズレていく(漂流する)現象」のことです。
これまでのSEO(検索エンジン最適化)では、サイトを更新しなければ評価は大きく変わらないのが一般的でした。しかし、AI(LLM)の世界は違います。 たとえ自社のサイトに変更がなくても、AIの学習データやアルゴリズムが更新されることで、AIが持つ「その企業に対する認識」が勝手に変わってしまうことがあるのです。
AIの中で「カテゴリー」が変わってしまう?
記事の中で特に注目したのが「カテゴリー崩壊」という話。 例えば、これまでAIが「業界トップクラスの〇〇ツール」と認識していたサービスが、ある日突然、微細な再学習やノイズ情報によって「単なる△△ツール」や「古い技術の会社」といった、本来とは違うカテゴリーに分類し直されてしまうことがあるそうです。
こうなると、ユーザーが検索をした際に、候補として名前が挙がらなくなってしまうリスクがあります。 これからの時代は、検索順位を追うことはもちろん大切ですが、それと同時に「AIの中にある自社ブランドの定義がズレていないか」を意識することも重要になってきそうです。
朝礼での検証:「なぜAIはその会社を選ばなかったのか?」
「理屈はわかるけど、実際どうなの?」 ということで、朝礼の場でも生成AIを使って、実際に検証を行ってみました。
ある企業の公式サイトでは、特定のキーワード(強み)をトップページで大きく掲げています。 しかし、AIにそのキーワードでおすすめの企業を聞いてみても、リストの中にその企業の名前はありませんでした。
そこで、AIに「なぜその企業を選ばなかったの?」と単刀直入に聞いてみました。すると、AIからはこんな回答が返ってきました。
「やっている」だけでは不十分
この回答には、朝礼メンバーも「なるほど…」と唸りました。 AIは「サイトに書いてあるかどうか」だけで判断しているわけではありません。Web上の膨大な情報の中から、他社と比較した「相対評価」で位置づけを決めています。
つまり、自社サイトでいくら宣言していても、Web全体での露出量や情報発信の強さで競合と比較された時、AIの判断基準に満たないと「その他大勢」に埋もれてしまう可能性があるということです。
bonの考え
AEO(アンサーエンジン最適化)の重要性は言うまでもありませんが、今回の議論で改めて感じたのは、単に情報を発信するだけでなく、「AIが自社をどう定義しているか」を常に監視・メンテナンスしていく重要性です。
これまでは「ユーザーに向けて」情報を届けることが主目的でしたが、これからは「AIに向けて」も正しく自分たちを自己紹介し続け、その認識がズレないように管理していく運用が求められます。 難しく考える必要はありませんが、AIに対して「うちはこういう強みがある会社だよ」と、常に正しい情報をインプットし続ける(認識を維持させる)ようなイメージです。
2026年はまだ少し先ですが、AIの進化は待ってくれません。 自社のブランドがAIにどう評価されているか、一度聞いてみるのも新しい発見があるかもしれません。
引用元
https://searchengineland.com/why-llm-perception-drift-will-be-2026s-key-seo-metric-465676
記事を書いた人
おせっかいな制作会社で働くWebデザイナーです。2021年入社。しろたんとちいかわとポケモンとお寿司が大好き。ロックを聴きながら日々モグモグ作業しています。








