本日の朝礼
04
2025.12
AI Overviewsに選ばれやすい内容

AI Overviewsに選ばれやすい内容
今日は、Ahrefsの調査結果をベースに、
「どんな検索でAI Overviews(AI Overviews)が出やすいのか」をざっくり共有します。
引用元:https://ahrefs.com/blog/ai-overview-triggers/
AI Overviewsが出る検索はどんなもの?
全キーワードのうち、約20.5%だけがAI Overviews付きSERP。
その99.9%がインフォメーショナル(情報収集系)です。
一方で、特定サイトに行きたい「ナビゲーショナル検索」は、わずか0.09%しかAI Overviewsにならない。
Googleの分類で見ても、ほぼすべてが「Know」クエリ(何かを知りたい検索)。
実感としても、「○○とは?」「△△のやり方」などで検索すると、かなりの確率でAI Overviewsが出てきます。
小川も簡単に言葉の意味などを知りたい時は、意図的に「〜〜〜とは」を入れて検索します。
つまり、「何かを知りたい問い」が、AI Overviewsの出番です。
「なぜ?」「〜とは?」はAI Overviewsが頻出
Google内部のクエリ分類(reason / definition / instruction など)別に見ると、
AI Overviews率が高いのはこのあたりです。
reason(理由を知りたい):59.8%
definition(定義):47.3%
consequence(結果):46.7%
short_fact(短い事実):41.2%
→ 「なぜ〜なのか」「〜とは」「〜するとどうなる?」といった
説明・定義・因果を求めるクエリで、AI Overviewが非常に出やすいことがわかります。
実際、弊社のクライアントでも
用語集ページがAI Overviewsにかなり引用されている状況です。
これは後述しています。
質問+ロングテールほどAI Overviewsになりやすい
質問形式かどうか
AI Overviewsが出るキーワードの66.5%が「質問クエリ」扱い。
全体で見ると
質問クエリ:57.9%がAI Overviews付き
非質問クエリ:15.5%
「what / how / why / なぜ〜?」などの質問系は、高確率でAI Overviewsが出やすいです。
クエリの長さ
1語〜3語の短いクエリはAI Overviews率が低く、1語だと9.5%。
7語以上になると、46.4%がAI Overviews付き。
長くて具体的な検索ほど、AI Overviewになりやすいという傾向があります。
AI Overviewsが強いジャンル・弱いジャンル
YMYL・医療系はAI Overviewsが多い
AI Overviewsが出るキーワードの約32.3%がYMYL(お金・健康・安全に関わるテーマ、Your Money or Your Life)。
YMYL全体の34.3%がAI Overviews付きで、ベースライン20.5%よりかなり高い。
特に医療系YMYLでは、44.1%のキーワードでAI Overviewsが出現(全体の約2倍)。ハルシネーションのリスクを顧みず、Googleは医療系を積極的に出しているようです。
カテゴリ別のざっくり傾向
AI Overviewsが出やすいカテゴリ
Science / Health:どちらも4割前後でAI Overviewsあり
Pets & Animals、People & Society、Internet & Telecom なども3〜4割台
AI Overviewsが出にくいカテゴリ
Shopping:3.2%
Real Estate:5.8%
Sports:14.8%
News:15.1%
買い物・不動産・ニュースより、「知識・健康・暮らし寄り」のテーマでAI Overviewsが出やすいイメージです。
ニュース・ローカルではまだ控えめ
ニュース性
AI Overviewsが出るキーワードの94.2%はニュース性なし。
「very newsy(かなりニュース寄り)」なキーワードでAI Overviewsが出るのは6.3%のみ。
AI Overviewは、最新ニュースより恒常的な情報に集中しているといえます。
ローカル検索
「〜 near me」などローカル系クエリでAI Overviewsが出るのは7.9%。
非ローカルクエリでは22.8%。
ローカル検索では、これまで通りローカルパックやマップ、店舗サイトが主役のままです。
【bonの考察】専用ハックはないけど、用語集はやっぱり強い
Googleは、
「AI Overviews専用のテクニックは不要。通常のSEOベストプラクティスを守ればよい」
というスタンスです。
実務的にまとめると:
1.そもそも AI Overviews が出やすい“問い”で勝負する
「〜とは」「なぜ〜」「〜するとどうなる?」
質問型・ロングテール・インフォ系のキーワードを選ぶ
2.その問いに対して “要約しやすい・信頼しやすいページ” として、普通のSEOで強くなる
冒頭で結論・定義を書く
見出しと箇条書きで構造化する
専門性・一次情報・実績をきちんと見せる
この2つに尽きます。つまり「アクセス獲得のために」コンテンツを作るのではなく、「ターゲットのために」作るというSEOの本質が重要ですね。
複数のクライアントさんに提供していますが、やっぱり用語集ページは非常に強く、アクセスもコンバージョンも生む態度変容にも繋がりやすいです。
用語集のキーワードを選ぶ際、bonでは主に次の3点を見ています。
市場で検索されているワードのボリュームは十分か
競合がそのキーワードのコンテンツを持っているか
そのキーワードから来る人が、将来的にリード(見込み顧客)になり得るか
この基準でキーワードを選び、
「定義・理由・結果」をきちんと説明する用語集ページを作っていった結果、
AI Overviewsでも用語集がかなり引用されるようになってきています。
さいごに
AI Overviewsは“なんでも出る”わけではなく、「知りたい系・質問系」の一部に集中している
だからこそ、
どんな「問い」で見つかりたいのか(クエリ設計)
その問いにちゃんと答え切るページを作れているか(情報設計)
この2つを意識して、クライアントのコンテンツ設計に活かしていければと思います。
記事を書いた人
Webデザイナーから業界に入り、現在はWebプロデューサーとしてクライアント様の事業成長をデジタルでご支援。
打ち合わせやヒアリングの際に、お客さまの悩み事を聞くとどうしても感情移入してしまい、長引きがち。
企業のブランディング、サイト解析、コンテンツ作成が得意領域。
自社の売上や利益を目的としたマネーゲームではなく、
「ビジネス=人に役立つこと」と言える世の中にしたい。
趣味はキックボクシング(する方)、バスケ(見る方)、音楽。










