AEO・AIO・SEO

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2025.11

ブランドコンテンツがAI検索で数時間以内に引用される!?―独自性こそがAEOの近道

はじめに

bonの朝礼で、海外のAEO実験に関する記事を議論しました。その記事では、ブランドコンテンツを公開後、数時間でChatGPTに引用されたという実験結果が報告されています。AEOにおける独自コンテンツの重要性と、AI検索エンジンの反応速度について、実践的な知見が得られました。

ブランドコンテンツの即時性を実証した実験

記事の執筆者は、自社サイトでGooglebotをブロックした状態で実験を行いました。ChatGPTがBingとGoogleのどちらを利用しているのかを検証するためです。

実験の結果、以下のことが判明しました。

  • MicrosoftのBingではインデックスされる

  • Google Chromeではインデックスされない

  • ブランドコンテンツ公開後、数時間でChatGPTに引用される

この実験から、AI検索エンジンごとの挙動を個別に評価する必要性が明らかになりました。また、コンテンツ公開から引用までの速さは、従来のSEOとは異なるAEO特有の特徴といえます。

ブランドコンテンツとは何か

ブランドコンテンツとは、自社が持つ独自の情報を指します。具体的には以下のような内容です。

  • 自社についての情報

  • 自社サービスについての情報

  • 企業理念や取り組み

  • 独自の実験結果や知見

記事の執筆者は、テキサス旅行に関する情報をウェブで調べた際、十分な情報が得られなかった経験から、ニッチなキーワードで自社コンテンツを展開すれば優位性を確保できると気づきました。この事例は、ブランドコンテンツがニッチ領域で力を発揮することを示しています。

また、USP(ユニークセリングポイント)との関連性も重要です。自社の独自性を明確にしたコンテンツは、AI検索においても評価されやすくなります。

AEO市場の現状と需要

朝礼では、PR TIMESで公開されているAI活用ガイドのプレスリリースについても触れました。「○○でAIを使いました」といった内容をまとめて発信すると、市場の反応が良いという傾向が見られます。

日本国内でも2〜3社が同様の「AIガイド」を作成しており、アメリカでもほぼ同じ内容のガイドが複数存在します。この事実は、AEOに関する情報への需要が国内外で高まっていることを示しています。

bonの考え

今回の議論を通じて、bonが重視すべきポイントが明確になりました。

インデックスされるかどうか以前に、独自のブランドコンテンツを作成することが最優先です。AI検索エンジンは、公開後数時間という速さで新しいコンテンツを評価します。この速度感に対応するには、継続的に自社独自の情報を発信し続ける必要があります。

ブランドコンテンツとは、他社では提供できない自社だけの情報です。サービスの特徴、独自の実験結果、企業としての取り組みなど、一次情報を積極的に公開することがAEOの近道といえます。

また、各AI検索エンジンの挙動は異なります。一つのプラットフォームだけでなく、複数のAI検索エンジンでの評価を確認する必要があります。技術的な検証を続けながら、自社の特徴を明確にしたコンテンツ戦略を構築していくことが求められます。


引用元:
https://searchengineland.com/small-tests-to-yield-big-answers-464222

記事を書いた人

安達 裕太

エンジニア

EC支援・広告代理店案件を取り扱う制作会社でバックエンド・フロントエンドの開発に従事した後、アニメーションによる表現が楽しくなり、現在は主にフロントエンドエンジニアとして活動中。2017年入社。好きな物は野球、ゲーム、藤沢周平の小説。

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