本日の朝礼

12

2025.11

noteの記事がAIに引用されやすい理由――一次情報と構造設計から学ぶAEO対策

はじめに

近年、AI検索エンジンによる情報引用が急速に増加している中で、noteが特に注目を集めています。今日の朝礼では、なぜnoteがAIから引用されやすいのか、その構造的な特徴について議論しました。

特に旅行やグルメといった特定ジャンルでnoteの引用が増えている背景には、単なる偶然ではなく、AIに評価されやすい明確な理由が存在します。

noteがAIに引用されやすい理由

朝礼での議論を通じて、noteがAIから引用されやすい構造的な特徴が明らかになりました。

一次情報が中心のコンテンツ

noteの記事は、ほぼすべてが一次情報で構成されています。実際に旅行に行った体験、実際に食べた感想など、個人の経験に基づく記事が大半を占めています。

他のサイトから情報をまとめただけの記事と異なり、「自分が実際に行った」「自分が食べた」という体験ベースの情報は、AIにとって信頼性の高いソースとして評価されます。比較サイトを見ただけで書いた記事とは情報の質が根本的に異なるのです。

専門性と個人発信の組み合わせ

noteでは専門家や個人が自分の専門分野について発信するケースが多く見られます。旅行やグルメに限らず、ゲームの感想記事なども「このシーンでこう感じた」という個人の視点が明確に示されています。

組織ではなく個人が発信しているため、情報の発信者が明確であり、個人の意見として価値が認められています。10万いいねを超えるような記事も珍しくなく、ファンからのサポート機能もあることで、質の高いコンテンツが生まれやすい環境が整っています。

旅行・グルメジャンルが特に強い理由

朝礼では、なぜ旅行やグルメのジャンルで特にnoteの引用が増えているのかについても議論しました。

これらのジャンルは、体験そのものが情報価値を持つ分野です。実際に訪れた場所、実際に食べた料理についての記事は、どこかのサイトをまとめただけの情報とは一線を画します。

noteユーザーは「体験したことを書く」という文化が根付いており、これがAIにとって価値の高い一次情報の宝庫となっています。誰でも書けるという手軽さも、多様な体験記事が生まれる要因になっています。

noteの構造から学ぶべきポイント

今回の議論から、AEO対策において学ぶべきポイントが明確になりました。

一次情報の重要性

AIは一次情報を高く評価します。他のサイトから集めた情報ではなく、自社で調査した結果、実際に体験した内容、独自の視点といった一次情報を発信することが重要です。

オープンな情報設計

AIクローラーに対して過度な制限を設けないことも重要です。情報をオープンにすることで、AIによる引用の可能性が高まります。

発信者の明確化

誰が発信しているのかを明確にすることも効果的です。組織名だけでなく、個人の名前や立場を示すことで、情報の信頼性が高まります。

採用メディアとしての可能性

朝礼の後半では、noteを採用メディアとして活用する可能性についても話題になりました。

noteはもともと採用に強いプラットフォームとして知られています。会社の文化や社員の考え方を発信する場として活用されているケースも多く、AIによる情報引用が増えている現在、採用情報がAI経由で届く可能性も高まっています。

bonの考え

今回の朝礼を通じて、AIに引用されやすいコンテンツの条件がより明確になりました。
noteの記事にはAIに好まれやすいコンテンツのヒントがたくさんありそうですね。

一次情報の重要性は、これまでも繰り返し強調してきましたが、AIの時代においてその価値はさらに高まっています。他社と同じ情報を発信するのではなく、自分だけが持つ経験や知見を発信することが、AEO対策の核心です。

また、情報をオープンにする姿勢も重要です。AIに利用されることを前提とした情報設計が、結果的にコンテンツの価値を高めることにつながります。

私たちbonも、一次情報の発信を継続し、AIに評価される質の高いコンテンツを提供していきます。noteの事例から学べることは多く、今後のAEO戦略に活かしていきたいと考えています。

記事を書いた人

坂本 槙士

プロデューサー

株式会社bon プロデューサー
元エンジニアとしての視点を活かし、課題整理から戦略設計までを一貫して支援。

LLMOなど、新しい検索に対応したサイト設計・情報設計を研究中。
最近は健康意識で食事に気をつけてたら2キロ痩せました。

記事をシェア